bull米時間2月14日、DoS攻撃の影響で一時引き出し処理を見合わせていた大手取引所Bitstampが、引き出し再開の見通しを同社ウェブサイトでアナウンスした。

ビットコインの開発メンバー(ビットコイン財団)の協力のもと、新たな解決策はすでに予備テストと監査をパスしているという。

Bitstampは、追加的なテストをおこなった後、米時間14日の遅くに引き出しを再開する見通しであることを伝えた。

Bitstampはビットコイン取引量最大の欧州系取引所で、2月11日から引き出し停止を発表していた。

一時32,000円ほどまで下落していたビットコイン価格は、Bitstampの再開見通しの発表を受けて、40,000円台で推移している。

今回取引所を襲ったDoS攻撃は、取引処理の際ビットコインが送信されたにも関わらずそれを確認できなくしてしまう攻撃だ。

Bitstampより一足先に引き出し停止しを発表していた大手取引所Mt.Goxからは、これまでのところ新たなアナウンスは発表されていない。

Mt.Goxがビットコイン送信の確認ができずに再度コインを送信し、結果として同じ送信先に二重にビットコインを送信、それによって同取引所のキャッシュがショートしているのではないかと心配する声もあがっている。

Mt.Goxからの次のアナウンスが待たれる。