Kalmar-Castle-in-Sweden北欧で経済規模が最も大きい国スウェーデンは、ビットコインなどの仮想通貨を正式な通貨として認めず、アンティークのペルシャ絨毯や絵画と同じ税制上の扱いとする方針だ。

スウェーデン国税当局でビットコインに関するルールの原案作成を担当するOlof Wallinは、“通貨は伝統的に国家や地理的地域に結び付けれてきた。ビットコインは、アートやアンティークといったその他の資産とみなされるだろう。”と話した。

スウェーデンはビットコインに関連する取引について、キャピタルゲイン税を課す方向に傾いている。ビットコインをアンティークやジュエリー、切手、著作権と同じ資産クラスに分類することになりそうだ。

欧州銀行監督機構(EBA)は、昨年12月に電子通貨使用のリスクに関して警告を発している。


Bloomberg